こんにちは。
神奈川で自然栽培をしながら農的暮らしの講座を開催している「すどう農園」です。
これが梅雨?
と首をかしげたくなる台風のような雨風ですね。
物凄い雨に吸い出されるように伸びてくる草。
ハーブのなかでも、湿気に弱いものは、蒸れて葉が枯れるものもあります。
けれども、抜いた草を、また積み上げておけば虫やミミズが分解してくれて、それがまた土に還って畑を肥やしてくれます。
フェンネルやキクイモと背の高さを競い合うアーティチョーク。すっかりレギュラーメンバーです。秋のケサランパサランは可愛いですね。
間もなく青い花を開くボリジ。涼し気な色は、夏のサラダに。
台風みたいな雨風で倒れそうになっているところを支えました。
甘い花が雨の中でも虫を惹き寄せます。
コーンフラワーの青い色素はパソコンで疲れた目を癒してくれます。
久世のない香りなので、ほかのハーブとブレンドしてお茶にするのがお勧めです。
一度ここまで花を咲かせれば、よほど草に負けない限りは、毎年花を咲かせてくれます。免疫を強くする頼もしいハーブ。
今年は生理落果の目立つ柿です。冬に剪定もあまりやれなかったし、間引きもしていないので、致し方ないところでしょうか。無農薬の柿はヘタのところから虫が入りやすいのですが、出荷をするわけでもなく「講座・森のガーデン」などで皆さんと一緒に食べるものですので、じっくり完熟したものをいただきます。
草取りの直後で跳ね返った泥をかぶりながらのローゼルの立ち姿。
ローゼルとは言ってもバラではありません。
ハイビスカスの仲間。つまりアオイ科です。
真っ赤に熟した花が夏の終わりに収穫できます。
年を越して花を咲かせて種を落とした株からまた新しい茎葉が伸びてきました。
藍やソバと同じタデ科は、個性派ぞろいです。
暖地では3m近くにも育つマメ科の緑肥・セスバニア。
チッソを固定して土を肥やし、深く根を伸ばして硬い地層をほぐし、地上部には大量の有機質・腐植を還元してくれる頼もしいパートナーです。こちら相模湖では冬は越せませんが、こぼれ種がまた芽生えて翌年も生えてきます。
こんな感じで、それぞれの生き方で逞しく育つハーブたち。
まだまだ種類はあるのです。
こんな植物たちと一緒に過ごす時間「講座・森のガーデン」にてお待ちしています。
随時入会できます。