こんにちは。
神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農的暮らしの講座を開催している「すどう農園」です。
昨年の「命の感謝祭」が発展して「街で自然農@世田谷ものづくり学校」が始まりました。「手仕事」を日本に広めた一人者の石田紀佳さんがずうっと長年かけて作りこんでこられた「世田谷ものづくり学校」の「巡る庭」の一部を自然農のフィールドに使わせていただけるという、とても素敵な展開です。
いつもは「自然農」を掲げることはしないのですが、今回は東京のど真ん中(渋谷から一駅)ということもあって、自然農を謳いました。都会のなかで、そこにあるもの、そこにくるものを感じ取ること。雨でも風でも虫でも石でも、いま目の前にあるもの、出会うものにはすべて意味がある、ありてある。今は世界中が不安に浸っている、そんなときだからこそ、身を閉ざすのでなく五感をひろげること。それが大事と思えばこそのタイトルです。
率直に言って、大自然の中では自然農はそれほど難しいことではありません。ゆりかごの中にいるようなものですから。でも大都会で、仕事をしながら、子育てをしながら、自然農という生き方はどうでしょうか?ということを自問自答しながらの皆さんとの一年が始まります。
だから、種のおろし方(まき方)とか種取りとか、そういったことも大事ですが、あくまでも「いま都会にいる自分を見つめなおすこと」そこからすべてが始まります。そんな時間であって欲しいのです。
そうして4月からは「さとやま農学校・初夏のショートコース」が始まります。これは夢見るようにハーブに埋もれる講座です。全部で3回もしくは6回の講座ですが、お友達と交代で参加できるシェアグループ制度があります。ご自宅に苗を持ち帰ってのプランター栽培のフォローもします。緑萌えるハーブ園でハーブの旬を味わってください。普通ではできない体験です。
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