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アカネ(茜)の移植

 

こんにちは。
神奈川・相模原の里山で自然農を営む「すどう農園」です。
今日は茜(アカネ)の移植をしました。
盗掘されるリスクがあるので場所は公開しませんが、すどう農園の一部に自生しているものを少しづつ見つけて丁寧に掘り上げます。茜は密生しません。あちらに一株、こちらに一株と、他の草の間を縫うように散発的に伸びてきます。そのために、はじめはどこに茜があるのかわからないのですが、しばらく茜掘りをしていると、立て続けに見つかるようになります。

移植した茜で染ができるには数年かかるのだそうです。移植した畑でも元気で育って欲しいです。茜は一人で生きていくのは厳しそうなので、株元をやさしく覆っていたコケも一緒に植え付けてあげました。様子を見て、二回目の移植をします。今回もいろいろと教えてくださる岸田紀子さんには、いつもながらの感謝です。

茜の自然栽培@すどう農園
まだあどけないアカネの根。ここから茜色の染ができるようになるのは数年後だそうです。
生の植物から手仕事まで非常に世界の広い岸田紀子さん
生の植物から手仕事まで非常に世界の広い岸田紀子さん