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和綿の畑を片付ける

 

こんにちは。

神奈川の里山で自然農を営む「すどう農園」です。

自給のための自然農の農業体験・さとやま農学校」の有志の皆さんによる「和綿サークル」は、長年お世話になっている植物療法家の岸田紀子さんがずうっと水先案内をしてくださっています。春の畑から育ててきた和綿の収穫も、今日で片づけを終えて、これから次の段階に入ります。ワタを漢字で書くと、畑に育っているうちは棉と書き、加工していくときには綿になりますね。つまり棉から綿のへとステージが移ったところです。

 

和綿の収穫は、夏から冬の初めまで、何か月もかけて少しづつ行いました。はじけた棉を収穫するタイミングはとても微妙なことや、雨に濡れてしまったコットンボールのケアの仕方など、岸田さんには実にいろいろなことを教わりました。そうして収穫した大事な棉を糸繰り機にかけていき、種はまた今年の畑に返します。
衣の世界には、いろいろな道具もあって、見るだけでも目を楽しませてくれます。でも手先を動かす作業の大変さは、土の上での野菜作りとは違う苦労がありますね。衣食住の自給を考えると、いちばん大変なのは衣の世界ではないかと思えてきます。歴史の中でも、布や織物を税として納めることが課せられた、それが非常に過酷な労働だったことは世界中に例があるわけです。こうして実際の現場にいると、そのことが肌身で感じられます。